医務室:魔獣

GM [2013/07/12 11:10]

ルーイとダンテは、下位古代語で『医務室』と書かれた看板のある扉へ進む。
カギがかかっていないことは事前に確認済みだ。


くさびが結ばれた白い紐がぶら下がるノブ。
扉を開ける―――――。



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『病気デスカ?怪我デスカ?
 ソチラノ椅子ニ座リ 症状ヲ申告』


下位古代語だった。


『凶暴化シタ患者ハ強制的ニ鎮静サセマス』


ルーイは知っている。
マンティコアだ。


薬棚とおぼしき正面奥の棚には、時間が経ちすぎて内容がもうわからない瓶が並んでいる。
その棚の手前にマンティコアはいた。
首の後ろに、2本の長い針が刺さっている。針の頭には宝石のようなものがついていた。


部屋の左右には硬そうなベッドが縦に並んでいる。
その上には、ヘリオン、イアン、そして他3人の男性がベッドに横たわっていた。
顔色からいってまだ生きているようだ。


『症状ヲ申告』
『凶暴化シタ患者ハ強制的ニ鎮静サセマス』


マンティコアは二人に繰り返した。


『ソレトモ 患者ノ引キ取リデスカ?
 現在 5体ノ奴隷ガ鎮静状態。
 所属棟ノ きー認証デ 解呪可能』


マンティコアの様子は落ち着いている。
それが異常なことは、気がつく。



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GM:
で で で~たー!!
マンティコアさんです。

ちょっとおかしな様子らしいですね。
ヘリオンたちはいました。
ですが何やら動いていません。


ティコさんを倒してもいいですし、他の方法があるようですね。
後回しにして行動することももちろん可能です。


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