GM [2013/08/23 18:28]
>「フィル、このひとたちの扱いを決めたら、送るよ。
> 発動体くらいもらって帰れるかも」


フィルはただ、控えめな様子でわずかににこりとして何も言わなかった。


「意外と肉食なんだな」


ルーイの言葉へ驚いたふうに笑ってそういったのはイアン。
アレルとダンテが揺さぶり起こされてから、ガラフが言う。


>「では、ワシは彼らを送る故、後の事は頼んだぞ」
>「さ、行こうかの」


ヘリオンは肩を押されたままそれに従う。
イアンは何も気にする様子なくガラフについていき、
少し遅れてヒースも

「ダンテ、さん。剣、貸してくれて、助かった。
 ......ここの出口で、ガラフさんに渡します。それまでもう少し......預からせてもらいます」

とダンテに残してついていく。
ジミー=ジェイクは「えっ?あれっ?OKなの?もーいいの?」と、この場に残るルーイたち三人とガラフを交互に見やりながらも、階段を上がっていった。
最後となったフィルはなにか言いたそうだったが、言葉が見つからなかった様子で何も言わず去った。


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寝ている者たちを三人は縛り上げ、ダンテは武器と発動体を取り上げる。
発動体はその通り、装飾ある指輪だった。
体に刺激を与えられ、さすがに寝ていた四人は全員目覚めた。


「ギャッ」
「なんだよッ これ!」


盗賊と女が声を上げる。
大男はダンテやアレル、ルーイを順番に睨みながら縄を解こうと体に力を入れている。
魔術師は何やらじっと目を閉じ、考えている。


「なんでこんなことにならなくっちゃいけないんだい!?
 自分らがやってることわかってるのかい!」


女が吠えている。



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GMより:

とりあえず縛りました。ささーっと処理!
ロープはどなたか5mを消費してください。縛ってるのはアレルかな?

魔法の品類は片手武器と、主に背負い袋の中ですね。
言っちゃいますと、魔晶石ライトのコモン・ルーンエクスプロージブブリット程度です。
所持金は4人全員あわせてで現金10000ガメルです。
詳しくいえば、禿1500G・女2300G・盗2200G・魔4000G

聞きたいことがあればそれを、なければ装備品をどこまで剥ぎ取るのかをお教え下さいませっ。全部かしら・・・w
それを教えてもらえれば、ズババっとエピローグですね。

ガラフンは少々お待ちを(笑)


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