面白そう、だけどこれは
「オッケイ、下まで落ちたら死ぬ自信はあるぜ。
「はは、落ちても助けられますから大丈夫です。
っても、一番落ちそうなのはオレだけど」
下を覗き込むと、ひゅっと身が縮む感じがした。
高いところは別に苦手じゃないけど、やっぱり、ね。
* * *
「開かない。
魔力が足りない、って感じじゃないねこれ」
アレルと協同で机の鍵を開けてみようとしたけど、反応が悪い。
いや、そりゃすごい強力な魔力なら開くのかもしれないけど、そういうことじゃなくて。
「・・・先に書類を調べてみるよ―――あれ、なにこれ?」
青い、きれいな妖精―――精霊?の彫像があった。
「キレイだなあ。
持って帰れないかな?」
触ってみる。
* * *
「なんで顔なんだよ・・・」
取り扱いのメモ、通称取り説を調べながら、石の顔を改めて見た。
「この球体に、魔力を籠められるみたい。
具体的には、トランスファーメンタルパワーで精神力を貯めておける装置だよ」
魔力を籠めると目が開いたりするんだろうか。
「うまく使えば、魔晶石を作り放題なんじゃないか、これ」
透明の籠に目を移す。
「アレの中に入れたモノに、魔法の力を籠める装置、みたいだね」
モノ―――には、生物や、精霊さえ含まれる。
血の気が引いた。
「つまり、さっきのウンディーネの置物は、合成に失敗した成れの果て、ってわけだ」
羊皮紙のデータを見る。
「たぶん、籠めた魔力を上限として、魔法を注ぐとしきい値が上がって行き、オーバーすると、ああなる」
数字を見ても、法則性はよく分からない。
生物の方が、しきい値が上がり易い、のかな。
「アレルの鍵開け道具に、アンロックを合成する、って実験をやってみるのも面白いかもしれない、けど――」
「ここで事故があって一時閉鎖した、っていう記録があった割には、」
―――何かがあったようには見えない。
「あの記録が最後で、その後の報告がないってことは、閉鎖された状態でレックスが落ちたのかと思ってたけど、そうでもないのかな」
ただその後の記録が見つからなかっただけで。
蛮族を使用した新規実験
ソレが、どうなったんだ。
下の扉の奥に、ソレがいるのか。
「どっちにしろ実験してみるには、ガラフさんにやってもらわなきゃいけないわけで」
あの小人たちが被ってた装置があれば、誰でも出来るのかもしれないけど。
「判断は、ガラフさんにお任せします」
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PLより:
>GMさま
・結晶化したウンディーネってどんなサイズなんでしょうか。
キレイっぽいので、持って帰ったら高く売れそうですよね!!!(ゲス顔
人間サイズだったら持って帰るの諦めます(笑
・また、精霊を何かと合成したという記録は、見つかりますか?
・魔力を籠められそうな球体(マナバッテリー?)は外して持ち帰れそうですか?
・『ログライターのスイッチ』は見つかりますか?また、簡単に操作できそうですか?
・ログライター(金属製の箱?)は持って帰れそうですか?
■みなさまにご相談!
シーフツールとアンロックの合成をやってみるかどうか。
しきい値の動き方の法則が僕には分からないので、消費精神点が同じティンダーの「しきい値15」を参考にします。
・球体に16点のトランスファーを行う
・シーフツールを籠に入れる
・外からアンロックをシーフツールに使ってみる
という感じで実験してみるのも面白そうですが、いかがでしょうか。
15ぴったりだと失敗になるかもしれないので・・・w
ぼくはやってみたいなーと思ってますが、MPの消費が大きいですし、ガラフの判断に乗ろうと思います。
仮に成功しても、引き出しの中にいいモノがあるかどうかはとても微妙なセンですが(笑
アンロック付きのシーフツールとか、盗賊さん超欲しがりますよねーw
あと、ダガーにエンチャントウエポンとかもやってみたい!!(